令和5年度産!
福島の大地が育んだ
「渡部農園の無農薬栽培コシヒカリ」
渡部農園を取材したものです。ぜひご覧ください。
(生産者渡部農園からのメッセージ)
3.11から早12回目の収穫を迎えることが出来ますのも、皆様に支え続けて頂きましたお蔭です。
感謝に耐えません。
農、とりわけ稲作農家は今後、栽培を継続出来るのか…という厳しい現状です。
喜多方でも兼業でやってこられた60歳代の方が、
「来年から一切やめるから、田植機、コンバイン、トラクター他、機械一切を(他の人に)売ってほしい」と話されたそうです。
この美しい景色は、水田が耕される事で成り立っている事を、福島の私達は深く思わされています。
治水(ダムの役割)、水田が成り立つ事で可能な生物多様性、稲作文化によって続いて来た農村…
「全てのいのちが、潔く、健やかに生き続けられる様に」(ガイアシンフォニー)
そんな社会が続く事が出来る様、消費してくださる都市生活者の皆様と私達農民の輪が、さらに大きくなる様、努力して参りたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
黄金色の稲穂、青空のもと、汗を流せる幸せをありがとうございます。
飯豊山の麓で農薬・化学肥料を用いず、大地を汚さず、田んぼのまわりの小さな命との共生をコンセプトに丹精込めて育てたお米です。
米ぬか、圧搾菜種粕を発酵させた肥料で肥沃な土を育てました。
イトミミズ・カエル・ドジョウ・トンボ・クモなど田んぼのまわりの生き物達の住みやすい環境づくりをすることで他の害虫対策を行い、チェーンを引いて田を歩くことで除草しました。
そして、会津盆地の昼夜の気温差の大きさが、おいしいお米を育ててくれました。